ライブラリー リエバナ 6月の展示
ライブラリー リエバナの6月の展示のお知らせです。
6月は12世紀から13世紀に制作された写本を中心に紹介したいと思います。
①ライランズ(マンチェスター)写本 1175年頃制作 縦454 横326 の大型写本
248葉に110点の挿絵が描かれている。
②ラス ウェルガス写本 1220年9月に制作
縦530 横340とベアトゥス写本群で最大の写本
184葉に112点の挿絵が描かれている。
③アローヨ写本 13世紀前半に制作?
縦440 横305とライランズ写本とほぼ同じ大型写本
167葉に69点の挿絵が金銀をふんだんに使った豪華な彩色で描かれている。
④ロルバオ(リスボン)写本 1189年に制作
縦345 横245 の中型写本
219葉に66点の挿絵が描かれている。黄色とオレンジ色の発光顔料のような彩色画が特徴。
⑤ベルリン写本 12世紀に中部イタリアで制作された
縦302 横190 の比較的小型の写本
98葉に55点の線描画を主体の挿絵が描かれている。着色はほとんどされていない。
このほかに 一番小さな写本であるコルシーニ写本と最初期に制作されたマドリード写本(Vit.14-1)も併せて展示します。
興味のある方はぜひお越しください。