マドリード写本(ヴィトリーナ写本) (Vitrina 14-1 Beatus, Beato Emilianense)【A1】

系統 Ⅰ群
製作年代 10世紀半ば頃?
製作地 San Millan de la Cogolla
製作者 ?
大きさ 縦345 幅257
枚数 141葉
挿絵の数 27点
言語 ラテン語
書体 西ゴート書体
所蔵場所 マドリード、国立図書館 Ms. Vitr. 14-1
ファクシミリ発行会社   Siloé, arte y bibliofilia

10世紀半ばころ(930-950頃)又は920-930頃にレオン州で制作されたと推定。
別呼び名の「Emilianense」は「of San Millán de la Cogolla」の意。

写字生の名前は不明。挿絵が切り取られた跡が多く、脱落も見られ141葉の羊皮紙に27点の挿絵と2点のAnti-ChristのTableが残されている。(当初は60点以上の挿絵が描かれていたと推測)
挿絵はフレームのない状態で描かれており、Beatus写本の初期の姿と思われる。また全ページ大の挿絵も残されたものにはありません。
彩色はモーガン写本同様に赤・青・黄だけでなく、薄緑色や薄オレンジ色などいろいろな色が使われています。

切り取られたあとです。