サン・スヴェール写本 (Beato de Saint-Sever)
製作年代 1028-72年の間
製作地 Saint-Sever-sur-l’Adour (Gascony)
製作者 挿画 ステファヌス・ガルシア
大きさ 縦365 幅280 厚み72 (2コラム 35行)
枚数 292葉
挿絵の数 102点
https://syumei1.com/wp-login.php?action=logout&_wpnonce=895ce3589d書体 カロリング書体
所蔵場所 パリ 国立図書館 Ms. Lat. 8878
ファクシミリ発行会社 Edilan
ファクシミリ発行年 1984年
ファクシミリ重さ 6.9kg
Genevan Beatus、Berlin Beatus、Beneventan Beatusの断片とともに、イベリア半島の外で作られた数少ないBeatus写本の1つです。また、ピカソのゲルニカに描かれている戦死した兵士の姿は、サン・スヴェール・ベアトゥスの大洪水の図で溺死した死体の巨大な姿からインスパイアされてたといわれていることで有名です。(左がゲルニカ、右がサン・スヴェール写本f.85)
系統1に属し、近いところにマドリード写本(MS Vitrina 14-1)があるけれどもその画風は一風変わったもので、特に擬人化したイナゴはアローヨ写本にもみられるが、とてもシュールな表現になっています。