コルシーニ写本 (The Corsini Beatus)【C】
製作年代 12世紀初頭
製作地 アラゴン?
製作者
大きさ 縦170 幅95 厚み72 (37/40行)
枚数 151葉
挿絵の数 8点
書体 西ゴート書体とカロリング書体
所蔵場所 ローマ、リンチェイ・エ・コルシニアーナ国立アカデミー図書館、Segn. 40.E.6
ファクシミリ発行会社 Siloe
ファクシミリ発行年 1984年
ファクシミリ重さ
残存する写本の中では一番小型の写本です。1723年にスペインのレオンのサアグーン修道院からコルシーニの枢機卿の手に渡り、この名前で呼ばれています。ゴシック的要素と西ゴート的筆記の痕跡をとどめたカロリング書体で筆写されています。
挿絵の数も8点しか残っていませんが、素朴なタッチで描かれており、金彩なども使用されていません。
なかには大きく切り取られたページや、後から書かれたと思われる書き込み(挿絵?)なども見られます。
またページの破れを保守している様子も再現されています。
ファクシミリ本は、木箱に収められた夫婦箱の中に収められています。
写本は総革装で製本され、心中の留め金が1個ついています。花布は太めの麻糸を芯に2色の糸で編まれています。