ライブラリー リエバナ 11月の展示内容お知らせ
ヨーロッパ中世の彩色写本のファクシミリ版を展示しているライブラリーリエバナです。
11月度の展示のお知らせです。
11月の開館日(予定):日・水・木・金曜日
4日(金)、6日(日)、24日(木)は午後からです。
今月はベアトゥス写本に描かれている楽器を紹介しようと思います。
一番有名なのは、天使が吹くと災いが起こるというラッパです。 ベアトゥス写本に描かれているラッパは、角笛のような形のものが多いです。そのほかに竪琴と呼ばれるものや、太鼓やシンバル、縦笛のような楽器が描かれています。
展示の写本は以下の4点です。
【マドリード写本】 モーガン写本とならぶ初期の写本。 切り取られたものが多く、27点の挿絵が残るのみとなっている。
【ファクンドゥス写本】 王室依頼で制作された豪華な写本です。
【コルシーニ写本】 ベアトゥス写本の中でも縦 17cm 横 9.5cmと一番小さな写本。 挿絵も8点と残存するものが少ない。
【シロス写本】 1109年完成。 一段と精緻な図形化したモサラベ様式の挿絵が描かれています。 ほとんど完全な状態で残されています。
ヨーロッパ中世の写本の世界が味わえます。
場所は、豊田市駅からすぐ近くのVITS豊田タウンの地下1階(市民ギャラリー前)です。 外階段から降りて頂くと便利です。ぜひお越しください。